亀倉三代、彫金・金属造形展

会場:黒埼市民会館 ロビー
日時:8月18日(金)~24日(木)
9:30~20:00

黒埼に暮らし、創作を続けた彫金家の亀倉蒲舟(かめくらほしゅう)、その後を追った子の康之と彬、孫の芸(のり)。三代に渡る彫金・金属造形作家の作品を展示します。
蒲舟、康之は、日展で特選を受賞する一方、新潟の県展や美術工芸の振興に尽力しました。作品は、黒埼中学校、黒埼地区総合体育館、旧木場小学校校庭などにあります。
主に彫金の手法で作品を数多く世に出した、蒲舟と彬。
彫金のみならず、金工や着彩、金属以外の素材を使った造形など幅広く表現を広げた康之と芸。
今回は、黒埼の地で個人宅などに所蔵されている亀倉三代の作品を展示いたします。

 

「亀倉代々」

監督五十嵐政人 令和4年度自作映像・視聴覚教材コンクール優秀賞受賞

作家プロフィール:
亀倉蒲舟(1907-1998 かめくらほしゅう):本名宇吉。西蒲原郡粟生津(あおうづ)村(現燕市)に生まれる。県立新潟商業学校を中退し上京、母方の叔父小川英鳳から彫金の指導を受ける。1944年新潟に疎開。西蒲原郡黒埼村木場(現新潟市)に工房を構える。帝展・文展後に日展に出品。1952年日展特選・朝倉賞。1964年日展審査員。現代工芸美術家協会や日本新工芸家連盟の設立に参加。県展の創設、新潟県工芸会の設立に参加など新潟の美術工芸の振興に尽力した。1978年紺綬褒章を受章。1994年文部大臣表彰。1978年から4回の中国取材旅行は「龍門石窟」等の多くの作品を生み出した。

亀倉康之(1934-2012 かめくらやすゆき):亀倉蒲舟の長男として東京都に生まれる。1944年西蒲原郡黒埼村(現新潟市)に疎開。1959年東京藝術大学専攻科修了後、新潟を制作の場とする。1960年日展特選・北斗賞。日展審査員、新潟県展委員、新潟県工芸会会長を務めた。新潟大学・新潟青陵短期大学などで後進の指導も行った。また、新潟県民会館大ホールホワイエ「よろこび」等、新潟と北海道に多くのモニュメント作品を制作した。

亀倉彬(1946-2019 かめくらあきら):亀倉蒲舟の四男として西蒲原郡黒埼村(現新潟市)に生まれる。上智大学文学部史学科卒業後新潟に戻り、金工の制作を始める。日本新工芸会、新潟県工芸会に出品。日展会友、県展無鑑査。

亀倉芸(1959- かめくらのり):亀倉康之の長女として新潟市に生まれる。トキワ松学園女子短期大学造形美術科卒業。東京・神奈川で作品を発表。1993年より水中写真を撮り始める。2014年から新潟市の父のアトリエを制作の場とする。様々な素材を使って表現。県内を中心に個展・グループ展で活動。

 

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